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ZBrushで挫折しないために心がけた事

ZBrushを始めたけど挫折してしまう方多いのではないでしょうか。
使い方が覚えられない
作品を完成できない
造形がうまくできない
新しいことを始めた時は、覚えることもたくさんありますし、慣れるまでは思い通りにいかないのは当たり前です。
そこでワタシがZBrushを始めた時に挫折しないために心がけたことを紹介したいと思います。
ZBrushは高価なソフトなので、使わなくなってしまうのはもったいない!少しでも参考になれば幸いです。

結論

全ての機能を覚える必要はなく、ベースモデルをうまく使って簡単なものから完成させてみましょう
作品が完成すれば、次への課題も見えてきてモチベーション維持につながります!
ZBrushが合わなければ、違うソフトでも全然OK!

MENU
ZBrushの機能全てを覚える必要はない
まずは簡単なものを完成させてみよう
ベースモデルをうまく使ってみよう
書籍を使ってみよう
ZBrushにこだわらなくていい

ZBrushの機能全てを覚える必要はない

ZBrushは多くの機能があり、「覚えるの大変そうだな」と思う方もいるかもしれませんが、全ての機能を覚える必要はありません。
ワタシも知らない機能も、使いこなせていない機能もたくさんあります。

プロモデラーさんもすべての機能を使っているわけではない

極端な話、「盛る」「削る」「動かす」「スムース」の基本操作だけでもモデリングはできます。
ワタシも使うブラシや機能はある程度決まっていて、使いたい機能があるときに調べるようにしています。
作業していく中で基本操作だけでは解決できない時に、どういう機能を使えば理想の形になるかをまずは調べてみましょう。

どうやって新しいテクニックを覚えるのか

書籍や教材、Google検索、YouTube、ブログ、TwitterなどのSNSと知る方法はいくらでもある時代なので、自分に合った方法を見つけていきましょう。
ワタシの場合はYouTubeでZBrushの使い方を覚えました。ほぼ全てと言っても過言ではありません。
使いたい機能やテクニックがあったら巻き戻したり停止するなどして、どの機能をどう使っているかをマネしていくだけで新しいテクニックを習得できます。

Pixologic ZBrush公式チャンネル

Pixologic ZBrush公式チャンネルではZBrushマスター達がライブ配信してくれている動画がたくさんあります。
アーカイブも残してくれるので生放送を観なくてもいつでも観ることができます。
ただ、生放送中はZBrushマスター達が質問コメントに答えていただけたりするので、技術的なことなどを質問してみるといいと思います。


Pixologic ZBrush公式チャンネル

まずは簡単なものを完成させてみよう

ワタシもZBrush Coreを最初に始めた時に簡単なキャラクターを作っていました。
理由はソフトの使い方を覚えるためと、早めに完成できるものを作ってモチベーションを維持していくことでした。
ZBrush Coreに慣れてきて何体か完成させることができたので、「これは続けれらそうだな」ということでZBrush(無印版)にアップデートしました。
クオリティはどうであれ、完成させた体験を積み重ねていくことで、「次はこういう機能を使ってみたい」「この課題をクリアしよう」など、ステップアップも意識できると思います。達成感というのは、次へのモチベーションにもつながるんだなと感じました。

ベースモデルをうまく使ってみよう

うまくモデリングができない場合はベースモデルを使ってみることもおすすめです。
ZBrushはライトボックスの中に球体、立方体の他にも人の顔や体などたくさんの3Dモデルが用意されています。

例えばキャラクターの顔をモデリングしたい場合は、ライトボックス内にある顔のモデルをベースにしてみましょう。
目の位置や輪郭を調整していくだけでも理想の形に使づけることができのではないでしょうか?

3Dモデルをダウンロードする方法もある

ライトボックス内に理想のモデルがない場合はサイトなどからダウンロードすることもできます。
当然ですが無料・有料のものがあり、ファイル形式も様々なので、理想のものがあるかわかりませんが検索してみるのも一つの手段かと思います。
ワタシの場合はダウンロードしたモデルをそのまま使うことはありませんが、人体モデルで筋肉の付き方を参考にすることがあります。
使用する際は規約などをよく読んで、規約違反などにならないように注意してください。


Free3D

書籍を使ってみよう

新しい勉強を始める時に書籍(本)を利用する方も多いかと思います。
課題に沿って機能を使いながら進めていくと、3Dモデルを完成させることができ、一連の流れを覚えることできます。
ワタシの場合は本が苦手なのと、最初から作りたいものを作りたかったので利用しませんでしたが、基本操作や一連の流れを学ぶには最適かもしれません。
著者によって作業工程や使う機能も異なるので、いいとこ取りをしながら自分なりのワークフローを見つけていけばいいと思います。

ZBrushにこだわらなくていい

それでもZBrushはどうしても苦手という方は、ZBrushじゃなくてもいいと思います。
Blender、MAYA、3DS MAXなどなど3Dソフトも色々あるので、最終的に自分が作りたいモデルが完成すれば問題ありません。高価なソフトもありますが…


Blender(無料で使えます)

まとめ

3Dに限らず新しいことを始める時は「わからないこと」「うまくいかないこと」があって当然だということです。
ある程度自由に作れるようになってくると楽しくなってくるはずです。
自分が何を作りたいのか、モチベーションを維持できるのかを基準に自分なりの方法論を見つけていきましょう。