オリジナルエフェクト台座
海賊王ゴール・D・ロジャーが放つ覇気をまとった一撃を表現しました。
フィギュア本体のリペイントはしていません。
制作時期：2021年6月頃
©尾田栄一郎／集英社・フジテレビ・東映アニメーション
制作過程とか
STL MakerというスキャンできるiPhoneアプリでフィギュアをスキャンしてZBushで表示します。
フィギュアのポーズに合わせて、先ず入れたいエフェクトを配置します。
今回は剣の軌道に合わせたエフェクトと稲妻の様なバリバリエフェクトを入れたかったので、それらを支えられるに爆風のようなエフェクトを配置していきます。
3Dプリンターで出力したら仮組をします。
フィギュアを無理なく置けるか、どこか一か所に大きな負荷がかかってないかなどを確認します。
ダボの中にモデリング時に開けておいた穴にネオジム磁石を埋め込みます。
もちろん出力後にピンバイスで穴を開けても問題ありませんが、使用するレジンによってはドリルに負けて欠けてしまうことがあります。
その場合は小径のドリルから順に、徐々に穴を大きくしていきます。
両脇の溝は奥まではめ込んでしまってもピンセットで取り出せるように工夫したんですが、大して活躍はしませんでした。
フィギュア本体の足裏には凸ダボがあったのでカットしました。
フィギュア本体の凸ダボをカットしたくない場合は台座に穴を空けます。
ベース部分ですがサイズが大きかったので3分割して出力しました。
予めダボは作ってありましたが、真鍮を使って強度を出しています。
カラーパテで接着後ヤスリで削ります。
今回は六角形のベースにしたんですが、飾るときになんとなく角度が決まってしまうなと思いました。
飾りたい角度が決まってない場合は円形の方がいいかもしれません。
